GLS1阻害剤が市販薬で買える？サプリメントは？老化治療薬を情報7daysで紹介

2023年1月28日放送の情報7daysニュースキャスター（Nキャス）でGLS1阻害剤について紹介されました。

老化治療薬GLS-1

老化の治療薬を発見した東大教授

老化の治療薬を発見した東大教授として紹介されたのは
東京大学医科大学研究所の中西真教授。

中西真教授は現在、老化研究を行う内閣府チームの指揮をとっていらっしゃいます。

中西真教授たちは老化を病気と捉えて、治療可能として
研究されているようです。

すると、体の中の若返りを可能にする夢の治療薬が現実味を帯びてきたということ。

そもそも老化の仕組みって？

老化細胞は周りの細胞も老化させてしまう物質を放ち、
次々と仲間を増やしてしまうのでゾンビ細胞と呼ばれることもあるということなのですが、

老化細胞は日頃から免疫が退治してくれているそうですが、
一部は攻撃から逃げ続けていて、
この「逃げる術」が謎だったということ。

PD-L1と免疫チェックポイント阻害剤

そこで、中西真教授たちは、
なぜ老化細胞が歳をとることで溜まっていくのかを
明らかにするために研究をしていくうちに、

PD-L1という免疫から逃れるタンパク質を
老化細胞の一部も出していることがわかったそうです。

そして、
このPD-L1の働きを抑制する薬はすでに世の中に流通していたということ！

そのPD-L1の働きを抑制する薬が「免疫チェックポイント阻害剤」

これは2018年に本庶佑先生がノーベル医学・生理学賞を受賞した研究だということ。

GLS1阻害剤なら市販薬として売られている！？

そして中西真教授は別の治療薬にも老化細胞の除去能力があることを発見したということですが、

それが「GLS1阻害剤」で
なんと、普通に市販で売られていると紹介されました。

ただ、ここで注意書きが入り、

医療従事者や研究者に向けての市販で
現在はアメリカで治験中なんだそうです。

GLS1阻害剤はサプリメントである？

GLS1阻害剤は医療従事者や研究者に向けてしか市販されていないようですが、

同じように老化を抑制することで今TVなどで話題になっているNMNでしたら
サプリメントが出ています。

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